スキップしてメイン コンテンツに移動

【news】大人も悩むLINEの「既読無視」――問題の本質とは?



とりあえず


「本当?」


しか、思いつかない。


ねえ、本当?

大人になっても悩むことなの?

LINEの既読なんて、「返事はないけどとりあえず読んでるのね」という確認用でしかないでしょ。

そして雑談なら既読になってようといまいとどんどん送りつける(笑)。

この、「大人」っていうのがどんな環境の人を指すのかわかりませんが……


私の周りは、いつもお話している通り、働くお母さんしかほぼいないので会話の中心は

「(子供のお迎えがあるのに、もしくは非正規社員なのに)仕事が増えたんだけど!!!」

とか

「子供が急に病気になったー」

とか

「こんなことが、あったよ!(とりあえず聞きなさいよ)」

みたいな会話が中心な上に、勤務時間帯も、休みのタイミングも全然違うので即返信があればラッキー、みたいな。


でも、男性だって、普通に仕事をしていれば似たり寄ったりですよねえ?

そしてそれは女性でも一緒でしょう?

会社にいる間はそんなに相手の返信待ってるほど暇でもないよね……

専業主婦だってそうだと思うんだけど……


なかなかそういう人が周りにいないので想像の域を出ないのですが、そういう事に固執して他人に強要する人も、思い通りにならなくて悩む人も、他人への依存度が高いですよね。

他者と自分を分離できていないというか。

確かに軽度であればそこそこいますよね。

クレーマーの人もこの傾向のある人もいます。

ストレス発散とかではなく「〇〇は正しい、それを要求しているのだから正しい要求だよね?」という正当化の仕方で、いくらそれがある一面では正しくても相手方にも同じだけのメリットがあることなのか(損をさせるだけのことではないか)、それを要求するに値する対価を払っているか、とか多角的な視点が極端に抜け落ちている。

本人には悪気も何もないけども、周りはそれに応えられない、みたいな。

最近増えてきて、たまに話題にしている「私が被害を受けている(よって、相手は加害者だ)」という論法と同じ理屈ですけれど。


「大人」になれば「自然」と他者との距離感が掴めてくる。

自分の生活もあるので、必要以上に近づくこともなく、離れることもない。

それが「普通」のことだと思っていたけれど。

どうして「それ」が出来たり出来なかったりするのか。

自分が、決して「特別ではない」ということを感じないまま大人になることが増えたのだろうか。

しかし、我々世代では一人っ子は少数派ではないのか?

兄弟がいる環境では少なからずそういうことに直面することがないか?


とりあえず、言えることは「他者に多くを求めすぎている状態」だということだ。

それは「求めない」か、「求めるに値するだけの対価を払う」ことでしか、正当には成立しない。

もしくは同じものを求める人と埋め合うか。

どちらにしても、本人が問題視しないことには始まらないし、そうならなければ周囲は害のない距離まで離れるしかないのだけども。



しかし、こういうことは本当に「増えている」んでしょうか?

極端な事例が面白おかしく広く発信できるようになったからではなくて?

……案外、そういうことなのかもしれませんね。

コメント

このブログの人気の投稿

【 】高畑勲監督のお話 #ジブリ #高畑勲

【  】 高畑勲監督のお話 . iRoakg 高畑勲氏が死去…昨年夏頃に体調崩し入退院を繰り返す 言葉になりません。 いつかは来る日だと知っていても、寂しいです。 1番好きな話はやっぱり『平成狸合戦ぽんぽこ』だな。 どこか懐かしい、そして噺家さんとかをたくさんキャスティングして耳障りの良い語り口調で。 後にサンを演じる石田ゆり子さんはこの作品がジブリ初主演でしたね。 清川虹子さんに車椅子でもいいから、と出演を依頼したおろく婆は、納得のキャラクターでした。 東大卒の方だとは、本当に最近知りました。 それよりも面白いエピソードが多すぎて。 そうそう、『柳川堀割物語』がなければ『天空の城ラピュタ』はありませんでしたよね。 高橋監督の制作費が膨らんで、お金がなくなったから作ったんですよね(笑)。 ジブリのスタジオを探すときもジャンパーで来たことに鈴木さんから「いい歳してそれはない」と言われて、翌日ジャケットを来てきたら決まったらという話がありましたね。 お話を聞いていると鈴木さんもジャンパーなような気がするのに。理不尽。 そういえば、「おれ(の作品)は(宮崎監督作品の)繋ぎか?」と言っていたこともあったそうですね。 高畑勲監督作品が繋ぎ、って。 山田くんも、かぐや姫も、おもひでぽろぽろも、火垂るの墓も、ホルスも、ハイジも、面白かったけど、やっぱりぼんぽこが好きだったな。 人間のやつは狸だったんだ! 狸の風上にも置けないやつめ! 山を返せ!里を返せ!野を返せ! という台詞が印象的でした。 里山を保存する活動にも参加されていたようですね。 言葉では言い尽くせません。 このまましばらくは亡くなった事を忘れるかもしれません。 寂しいなあ。

【diary】クラウドファンディングをやってみる #クラウドファンディング #CAMPFIRE #PWJ

diary クラウドファンディングをやってみる . iRoakg Amazon この世界の片隅に きっかけは、この映画。 個人出資で映画とか出来るんだ!と知りまして。 しかも好きな漫画だったし、作品も素晴らしかった。 同じ年に『君の名は。』の大ヒットもありましたが、こちらの作品も高く評価されていましたね。 映画『この世界の片隅に』★★★★4.0点。 どこにでもいる女の子が、両親、兄弟と暮らしていて。 少し気になる男の子がいたり。 お嫁にいったり。 … https://t.co/ez3BkLD8nV #Filmarks #映画 — かおり (@iRoakg) 2017年9月16日 そしてきっかけになったのが こんな活動もあるんですね。 確かに、少ない子供に勉強する機会はなるべく平等にあって欲しい。 #チャンスフォーチルドレン pic.twitter.com/nolCmfADri — かおり (@iRoakg) 2018年2月3日 クラウドファンディングでこういう事をしているんだ、と俄然興味が出てきました。 元々、募金だとかボランティアだとかそういうのには関心がないタイプ。 だけど「○○をするから、支援して!」と言われればYESかNOか考えられる。 そして、面白そう。 どうやらCAMPFIREという所が結構大手らしい。 CAMPFIRE 他にもあるかもしれません。 ただ、ここも結構沢山のプロジェクトがあって、読むだけでも面白かったです。 個人の小規模なものから大規模なものまで。 毎回プロジェクトをチェックするのは面倒なので、LINEでお友達になりました。 初めてクラウドファンディングに参加 参加でいいのか? でも募金でもないような…… LINEにこんな通知が。 ピースウィンズ・ジャパン!知ってる! 熱風で連載読んだ! ということで、1番少額な1500円だけですが、お金を振込むことに。 入金はクレジットとかペイジー等がありました。 私はペイジーで入金。 今回は災害支援金でしたが、ビジネス的な内容のものも結構あります。 額にもよりますが、楽しそうなものはまた

【review】10DANCE【BL】

読んだBL小説の登場人物が、会社の同僚と同姓同名で一気に萎えました。 いや、カッコイイ人なんだけれども。 小説の方もそれなりに面白かったんだけども。 そうじゃない。 そうじゃないんだよ。 あー胸糞悪い。 と、いう訳で「10DANCE」こちらは漫画です。 競技ダンスの漫画です。 私、よく知らなかったのですが、競技ダンスにはスタンダードとラテンという2ジャンルがあるんですね。 スタンダードはワルツとかの所謂「 Shall We Dance 」の世界。 ラテンは(年がバレるけど)ウリナリ社交ダンス部で杉本南原ペアやビビアン内村ペアが踊っていたのがそうっぽい。 で、それぞれに5種目のダンスがあって スタンダード(モダン) が ワルツ 、 タンゴ 、 スローフォックストロット 、 クイックステップ 、 ヴェニーズワルツ。 ラテンアメリカン  が チャチャチャ 、 サンバ 、 ルンバ 、 パソ・ドブレ 、 ジャイブ。 んでもって、タイトルの10DANCEはこの全然違う2種類の計10種目のダンスを踊って競う、というなんともとんでもない競技ダンスのお話。 で、で、で、主人公二人がそれぞれラテンとスタンダードの国内チャンピオンで10ダンスに出るのに互いのジャンルのダンスを教え合う……という話なんですが。 ここまでの説明長いね…… 漫画だと上手にまとまっているんだけどね。 とりあえず、ダンス漫画として面白い。 競技ダンスの漫画って『ダンシング』(佐々木潤子)くらいしか読んだことがないから比較対象がないけど。。。 チェリープロジェクト(武内直子)とかはフィギュアスケートだったよね。 そうだったよね。 で、主人公二人は名前も一文字違い、体格もほぼ同じ、、、というシンクロシニティで、惹かれ合うような、反発するような形でお互いのダンスにのめり込んでいく……という、お話。 とりあえず、ずっとダンスの話、大会の話 、ダンス業界の話、とダンス漬けで面白い。 華やかに踊って素敵!という感じでもなく、スポーツ漫画のような雰囲気すらあります。 さて。ところでこの漫画。