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【diary】女性マンガとBLマンガの男性像



……と、タイトルほどちゃんとした話ではないのですが。

えー、『昭和元禄落語心中』を現在読んでまして。Twitterでは触れているので、ご存知の方もいるのかもしれませんが。


アニメの話題がYahoo!のリアルタイム検索に上がってきて、思いの外、話題だと知りまして。

キャストが豪華でしたね。関智一、石田彰、山寺宏一、林原めぐみの名前が並べば一定年齢の方はコアなアニメファンでも「おっ」と思うのではないでしょうか。

しかも、主題歌は椎名林檎☓林原めぐみという組み合わせで、林檎好きの私は更に「おおっ」となった訳です。

で、原作読んで見ようか、と思ったらBooklive(電子書籍サイト。私、ココを利用してます)で1巻がまるっと無料配信されていたので飛びつくように読みました。

booklive 昭和元禄落語心中 1巻
↑電子書籍サイト

booklog 昭和元禄落語心中 1巻 [BookLive!]
↑感想サイト


とりあえず、まだ既刊を全て読んだわけではないので色々と言えないのですが、オノナツメの出世作『リストランテ・パラディーゾ』を彷彿とさせるような老紳士萌え……いや、紳士じゃないか。噺家か。

個人的にはお正月ドラマで立川談春のエッセイ『赤めだか』をやる、と聞いて義母から借りて読んだのも影響がなかった訳ではないです。

[感想]booklog 赤めだか


ただ、やはりこう、芸の道は華やかでいて怨念めいた業があって、惹き込まれてしまいますね。
蓮の花のような話というか。


そして。結論というか本題というか。

この『昭和元禄落語心中』、雲田はるこさんという方が作者なのですが。
随分と男性を描くのが上手い方だな、と思っていたらBL作家さんなんですね。

BL作品好きですけど、特別好き、という訳でもないんです。最近まで一人ハーレクイン祭りしていたし……(大々的に言ってるわけではないけど、ブクログやってます。短期間でハーレクインコミックスを読みまくってました)。

ただ、最近は出版業界が低迷しているせいかジャンルの垣根を超えまくって色々な雑誌で色々な作家さんが活動されているので。
「この人、知らないけど上手だな……ああ!○○の人か!!」なんてことも良くありまして。

で、何が言いたいかと言いますと、女性マンガもBLマンガも女性向けの恋愛マンガということには変わりないのに男性の描き方が随分と違うな、ということです。

それが、それぞれと違うジャンルで描いた時に面白い形で癖が残っている。

なんだろう。女性マンガの男性って「王子様」なんですよね。
情けなく描いても「王子様」。

対してBLマンガの男性は「人間」というか……読者にとって憧れの対象というだけではなく、(恋愛をしているのが男性しかいないのだから)感情移入する対象でもあるから、より人間臭く描かれるというか。


勿論、この『昭和元禄落語心中』はBL作品ではないのですが。

男性が人間らしく、色っぽく描かれていると思います。

最近は、マンガに限らずBL小説の人がTL小説書いてるのも見かけます。
昔、BL全盛期の時には少女漫画家の人が鞍替えしてBL作品描いているのも見たし。

しかし、最近の1番の驚きいたのはハーレクインコミックスに藤田和子と浦川まさるがいた事よ!





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