魔法使いの嫁 [楽天ブックス] 書店員が選んだマンガランキング2015、第1位は「魔法使いの嫁」[コミックナタリー] 感想:面白くなりそうな気がする。しかし、異類婚って流行ってるの? 特殊な能力を持った少女が魔法使いの嫁になる物語。 話は「今どき珍しい本物の」魔法使いであるエリアス(動物の頭蓋骨をした人)が人身売買のオークションに出品された「夜の愛し仔」という能力を持ったチセ(日本人)を買い取って弟子にするところから話が始まります。 さて、チセは日本人ですが、舞台はするっとイギリスに変わります。 魔法使いだから飛行機で移動とかは出てきません。 魔法使いの他に、妖精なんかが出てくるケルトチック(多神教、精霊、自然信仰的)な雰囲気。 現在2巻まで刊行されていますが、チセの能力、エリアスはどのような人物なのか?と少しずつ語られながら進んでいる状態です。 設定が入りやすいので、このまま楽しく読めそうです。 ただ、最近、ちょいちょい神様とか獣人(動物?)との恋愛、結婚ものを見かけますけど、人気なのかな? 神様との恋愛物って言ったら、「ああっ女神さま」が代表格になるのかな? 日本文学では(私の大学では)上代で異類婚の授業がありましたが。 人外との婚姻ってのは、自然信仰と深い関係があったと思います。 (勤勉な生徒ではなかったのでスイマセン……) そういえば、「ああっ女神さま」もケルト系の神様でしたね。 この辺に詳しければもっと面白い切り込み方が出来たかなあ。 こういう時にはもっと勉強しておけば良かったと思いますね。 これから期待できる作品です。