感想:面白くなりそうな気がする。しかし、異類婚って流行ってるの?
特殊な能力を持った少女が魔法使いの嫁になる物語。
話は「今どき珍しい本物の」魔法使いであるエリアス(動物の頭蓋骨をした人)が人身売買のオークションに出品された「夜の愛し仔」という能力を持ったチセ(日本人)を買い取って弟子にするところから話が始まります。
話は「今どき珍しい本物の」魔法使いであるエリアス(動物の頭蓋骨をした人)が人身売買のオークションに出品された「夜の愛し仔」という能力を持ったチセ(日本人)を買い取って弟子にするところから話が始まります。
さて、チセは日本人ですが、舞台はするっとイギリスに変わります。
魔法使いだから飛行機で移動とかは出てきません。
魔法使いの他に、妖精なんかが出てくるケルトチック(多神教、精霊、自然信仰的)な雰囲気。
現在2巻まで刊行されていますが、チセの能力、エリアスはどのような人物なのか?と少しずつ語られながら進んでいる状態です。
設定が入りやすいので、このまま楽しく読めそうです。
ただ、最近、ちょいちょい神様とか獣人(動物?)との恋愛、結婚ものを見かけますけど、人気なのかな?
神様との恋愛物って言ったら、「ああっ女神さま」が代表格になるのかな?
日本文学では(私の大学では)上代で異類婚の授業がありましたが。
人外との婚姻ってのは、自然信仰と深い関係があったと思います。
(勤勉な生徒ではなかったのでスイマセン……)
そういえば、「ああっ女神さま」もケルト系の神様でしたね。
この辺に詳しければもっと面白い切り込み方が出来たかなあ。
こういう時にはもっと勉強しておけば良かったと思いますね。
これから期待できる作品です。
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