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【review】ジブリの教科書1 風の谷のナウシカ




感想:どこから説明していいか解らない。ナウシカが好きならとにかく読んでみる価値のある1冊。


文春ジブリ文庫創刊、第1弾! 凶暴な美しさを秘め、友愛を体現するヒロイン像と圧倒的なSF世界。伝説的映画の魅力を立花隆、内田樹ら第一級の執筆陣が読み解く!

出版社: 文藝春秋
発売日: 2013/4/10


いやあ、とにかくしがみついて振り落とされそうになりながら読んだ、って感じ。

色々な切り口から、色々な方々が風の谷のナウシカを読み解きます。

それで1番感じるのは、風の谷のナウシカという作品が、映画もコミックも掘り下げられるのに耐えうるものだということ。

そして、プロデューサーとして作品にいた高畑勲という方は宮崎駿監督以上に謎めいて変わった方だなぁ、ということ。


本書では、作品に携わった銀河鉄道999等の作画監督もしている小松原一男さん、機動戦士ガンダムなどでも美術監督をしている中村光毅さん、久石譲さん、エヴァンゲリオンの監督・庵野秀明さんと 錚々たる製作陣のコメントが並ぶ。

更に、作家・椎名誠さん、微生物生態学を専門にする広島大学大学院准教授・長沼毅さん、元外務省主任分析官・佐藤優さんなどが専門的な見地から作品を分析する。

一つ一つで感想文が書けそうだが、とても見が持たない。知識が足りない。

読んでください(笑)

まあ、それよりも何よりも。

何が印象的って、「(公開日までに)間に合わない」と言った宮崎駿監督に対して「どうする?」となった時に意見を求められたプロデューサー・高畑勲の答えが。


「ダメなものはダメでしょう」


すげーな。パクさん。
やっぱりこの人が1番よく解らない。

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