スキップしてメイン コンテンツに移動

【review】あさが来た



review

あさが来た




朝の連続テレビ小説って多分生まれて初めて見ました。
早起きのタイプでもないし、学校、仕事に行っていると見ない時間だしね。

たまたま今回(第二子)育休中で時間が息子(第一子)の保育園登園の準備時間とモロかぶりして見ました。



従来のものとは少し違う働く女性の物語

あらすじは各所で読めると思うので割愛します。
このドラマは言わずもがな主人公の白岡あさの成長・成功物語なのですが、夫の新次郎との関係。
芸事が好きで、商いが好きではない。序盤から後半まででこの説明はだいぶ意味が違うかもしれませんが、どちらにしても表立って仕事をする人ではありませんでした。

今までの働く女性の物語って男性も同じ様に働いていて、何となく同士というかライバルというか……という印象だったのですが。
新次郎は娘・千代が生まれたら子育てしてたしなぁ。

だから、あさと五代様が夫婦になっていたら割と今までの取り合わせだったのでしょうね。

なんで新次郎がこんな感じに……と思っていたけど、よくよく考えたら「良妻賢母」の男性版だ!
そうだそうだ!

ちなみに主題歌も好きでした。
先日MVを見たら衣装が可愛かった。ミネペルホネンかなぁ。
特に松井珠理奈さんのワンピースが可愛い。



各カップリングが楽しい

主人公の新次郎、あさ夫婦も去ることながら、あさに片思いの五代様、千代と啓介、亀助とふゆ、はつと惣兵衛、とちょこちょこ進展するのを見るのが楽しかったです。
中でも一番はうめと雁助。

唯一といってもいいほど成就しなかった関係でもありますが、ガンガン行くあさとも違う、一生奉公に捧げたうめの生き方は違った意味での働く女の一生です。

そんなうめに好意を持つ雁助との、付かず離れすの関係が一番面白かったです。

しかし、当初は雁助は経営には保守的な考えで、革新的なあさとは考えは反対の立ち位置だっただけに、嫁入りの時にあさと一緒に来たうめに言い寄るなんて雁助柔軟だな……と思ったのは確かです。
ホラ、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」って言葉があるでしょ。

別に二人が憎み合っていたワケではないけども。


あと、めちゃくちゃ余計だけど、一番好きだったシーンは新次郎と五代様が仲良くなってから。カフェで二人でお酒を飲みながら、話をしていて。
五代様が英語で「同じ女性(あさ)を好きになるところ(も私たちは同じですね)」みたいな内容のことを言ったら新次郎が日本語(大阪言葉)で「そうですね」と返事をしたこと。
五代様が英語が解るの?と驚くと新次郎がそんなはずないでしょ、と。

何だろう。新次郎の底知れなさが上手く描かれていて好きでした。


スピンオフ

4月23日に亀助とふゆのお話をBSで放送するそうです。


HPでスピンオフのキャストを見ると
三宅弘城、ともさかりえ、山内圭哉、友近、桐山照史、野々すみ花、清原果耶、上杉祥三、風吹ジュン、波瑠、玉木宏
と、あるのでメインメンバーはそこそこいるのかな。
ただ、後半からの平さんとか成澤先生とかはいないのかな? 五代様もいないわね……

でも!仕事復帰前にもう一回、あさが来たが見れる!

見逃さないようにしないと……楽しみです。

コメント

このブログの人気の投稿

【 】高畑勲監督のお話 #ジブリ #高畑勲

【  】 高畑勲監督のお話 . iRoakg 高畑勲氏が死去…昨年夏頃に体調崩し入退院を繰り返す 言葉になりません。 いつかは来る日だと知っていても、寂しいです。 1番好きな話はやっぱり『平成狸合戦ぽんぽこ』だな。 どこか懐かしい、そして噺家さんとかをたくさんキャスティングして耳障りの良い語り口調で。 後にサンを演じる石田ゆり子さんはこの作品がジブリ初主演でしたね。 清川虹子さんに車椅子でもいいから、と出演を依頼したおろく婆は、納得のキャラクターでした。 東大卒の方だとは、本当に最近知りました。 それよりも面白いエピソードが多すぎて。 そうそう、『柳川堀割物語』がなければ『天空の城ラピュタ』はありませんでしたよね。 高橋監督の制作費が膨らんで、お金がなくなったから作ったんですよね(笑)。 ジブリのスタジオを探すときもジャンパーで来たことに鈴木さんから「いい歳してそれはない」と言われて、翌日ジャケットを来てきたら決まったらという話がありましたね。 お話を聞いていると鈴木さんもジャンパーなような気がするのに。理不尽。 そういえば、「おれ(の作品)は(宮崎監督作品の)繋ぎか?」と言っていたこともあったそうですね。 高畑勲監督作品が繋ぎ、って。 山田くんも、かぐや姫も、おもひでぽろぽろも、火垂るの墓も、ホルスも、ハイジも、面白かったけど、やっぱりぼんぽこが好きだったな。 人間のやつは狸だったんだ! 狸の風上にも置けないやつめ! 山を返せ!里を返せ!野を返せ! という台詞が印象的でした。 里山を保存する活動にも参加されていたようですね。 言葉では言い尽くせません。 このまましばらくは亡くなった事を忘れるかもしれません。 寂しいなあ。

【diary】クラウドファンディングをやってみる #クラウドファンディング #CAMPFIRE #PWJ

diary クラウドファンディングをやってみる . iRoakg Amazon この世界の片隅に きっかけは、この映画。 個人出資で映画とか出来るんだ!と知りまして。 しかも好きな漫画だったし、作品も素晴らしかった。 同じ年に『君の名は。』の大ヒットもありましたが、こちらの作品も高く評価されていましたね。 映画『この世界の片隅に』★★★★4.0点。 どこにでもいる女の子が、両親、兄弟と暮らしていて。 少し気になる男の子がいたり。 お嫁にいったり。 … https://t.co/ez3BkLD8nV #Filmarks #映画 — かおり (@iRoakg) 2017年9月16日 そしてきっかけになったのが こんな活動もあるんですね。 確かに、少ない子供に勉強する機会はなるべく平等にあって欲しい。 #チャンスフォーチルドレン pic.twitter.com/nolCmfADri — かおり (@iRoakg) 2018年2月3日 クラウドファンディングでこういう事をしているんだ、と俄然興味が出てきました。 元々、募金だとかボランティアだとかそういうのには関心がないタイプ。 だけど「○○をするから、支援して!」と言われればYESかNOか考えられる。 そして、面白そう。 どうやらCAMPFIREという所が結構大手らしい。 CAMPFIRE 他にもあるかもしれません。 ただ、ここも結構沢山のプロジェクトがあって、読むだけでも面白かったです。 個人の小規模なものから大規模なものまで。 毎回プロジェクトをチェックするのは面倒なので、LINEでお友達になりました。 初めてクラウドファンディングに参加 参加でいいのか? でも募金でもないような…… LINEにこんな通知が。 ピースウィンズ・ジャパン!知ってる! 熱風で連載読んだ! ということで、1番少額な1500円だけですが、お金を振込むことに。 入金はクレジットとかペイジー等がありました。 私はペイジーで入金。 今回は災害支援金でしたが、ビジネス的な内容のものも結構あります。 額にもよりますが、楽しそうなものはまた

【review】10DANCE【BL】

読んだBL小説の登場人物が、会社の同僚と同姓同名で一気に萎えました。 いや、カッコイイ人なんだけれども。 小説の方もそれなりに面白かったんだけども。 そうじゃない。 そうじゃないんだよ。 あー胸糞悪い。 と、いう訳で「10DANCE」こちらは漫画です。 競技ダンスの漫画です。 私、よく知らなかったのですが、競技ダンスにはスタンダードとラテンという2ジャンルがあるんですね。 スタンダードはワルツとかの所謂「 Shall We Dance 」の世界。 ラテンは(年がバレるけど)ウリナリ社交ダンス部で杉本南原ペアやビビアン内村ペアが踊っていたのがそうっぽい。 で、それぞれに5種目のダンスがあって スタンダード(モダン) が ワルツ 、 タンゴ 、 スローフォックストロット 、 クイックステップ 、 ヴェニーズワルツ。 ラテンアメリカン  が チャチャチャ 、 サンバ 、 ルンバ 、 パソ・ドブレ 、 ジャイブ。 んでもって、タイトルの10DANCEはこの全然違う2種類の計10種目のダンスを踊って競う、というなんともとんでもない競技ダンスのお話。 で、で、で、主人公二人がそれぞれラテンとスタンダードの国内チャンピオンで10ダンスに出るのに互いのジャンルのダンスを教え合う……という話なんですが。 ここまでの説明長いね…… 漫画だと上手にまとまっているんだけどね。 とりあえず、ダンス漫画として面白い。 競技ダンスの漫画って『ダンシング』(佐々木潤子)くらいしか読んだことがないから比較対象がないけど。。。 チェリープロジェクト(武内直子)とかはフィギュアスケートだったよね。 そうだったよね。 で、主人公二人は名前も一文字違い、体格もほぼ同じ、、、というシンクロシニティで、惹かれ合うような、反発するような形でお互いのダンスにのめり込んでいく……という、お話。 とりあえず、ずっとダンスの話、大会の話 、ダンス業界の話、とダンス漬けで面白い。 華やかに踊って素敵!という感じでもなく、スポーツ漫画のような雰囲気すらあります。 さて。ところでこの漫画。