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【review】透明なゆりかご 2



感想:1巻とはまた違った切り口での"出産"。最終話はちょっと考えさせられる内容。


分娩中の死亡事故。医師と看護師が取るべき対応は? 14歳の妊娠。産む、産まない? その決断は? 出産の付添い人・ドゥーラとは? 子供が嫌いな看護師・栗山さんが産婦人科医院に勤める理由は? 大反響を呼ぶ真実の産婦人科医院物語!!

ジャンル女性マンガ
出版社講談社
掲載誌・レーベルKiss
紙の本の発売2015年10月


私、基本的には完結しているものに感想を書こう思ってまして。(連載中の作品はTwitterでたまに触れてますが……)

じゃあ、何故この作品は連載中なのに感想を書いたのか。


……1巻で終わりだと思ってたんです(笑)。


やってもうた。続刊出た。


という訳で感想なのですが。

1巻は比較的望まない妊娠に悩む女性の話がメインでしたが、2巻は欲しいのに出来ない、幸福になるはずだったのに上手くいかない妊娠・出産のお話です。

特に最終話は辛いだけではなく、僅かながら希望のある話でした。

予想外の妊娠をし、既に4人の男の子のお母さんだった女性が不妊に悩み喧嘩別れしてしまった義妹に5人目の子供を養子に出す、というお話。

周りはみんな中絶をすすめる中、その義妹だけが必要だと言ってくれた、というのが印象的でした。

欲しい人の所にはなかなか来ず、思わぬ人の所には来る。

何が最善の選択かは解らないけど、こういうこともある、というお話です。

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