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【movie】インサイドヘッド/フェンス

ネタバレを含む、個人の主観の強い感想です。
あらかじめご了承ください。



movie

インサイドヘッド/


インサイドヘッド



 うーん、地上波で流れたので始めて観ましたが。

いきなりですが、ビンボンを見て即座に『いけちゃんとぼく』が思い浮かびました。

クリエイターになるよう人は結構、こういう存在がいるものなのでしょうか。

私はいなかったので。
多分。忘れただけ……ではないと思う。

filmarksの感想にも書いてますが、PIXARらしい、大人と子供の分岐点、というか子供時代からの別離、みたいなものを描いている映画だと思います。

しかし、映画館で観た人に聞いたら地上波は結構切ってるみたいですね。
ストーリーに大きく影響してはいないみたいですが、それが加わることでどう印象が変わるのかな?とは思います。

正直、地上波も途中で少し持て余したところがあったので。
見ていないシーンが加わることでそこが良いシーンに変わるのか、間延びした時間が増えるのか。

直近で観る予定はありませんが、いつかちゃんと観たいな。



フェンス




日本劇場未公開作品。
観終わってから知りました。

filmarksで評判が良く、グーグルのレンタルで観られたので軽い気持ちで観たら。

デンゼル・ワシントン、喋る喋る。
元が舞台の作品だそうで、大きな場面転換はなく台詞が主体です。

その喋るデンゼル・ワシントンに、絶妙な間と抑揚で台詞を重ねてくるヴィオラ・デイヴィスがまた上手い!

これは「演じる」が出来ないと成り立たない映画だったと思います。

観ている方も、台詞を追いながら、その人物が誰で、誰とどんな関係で、どんな事があったのか、というのを読み取る必要があります。

確か、『レッドタートル』の時に鈴木敏夫さんが「最近の映画は説明しすぎる」みたいな趣旨のお話をされていたかと思うのですが、この『フェンス』は登場人物の語りや仕草から想像しながら観る作品です。

好きな人には見応えのある楽しい作品ではないでしょうか。
私はこういうの大好きです。
ちょっと体力を使うので、疲れている時は観れないけど。

とても面白かったです。

コメント

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